交通事故で受傷をすると、その治療で一番多い通院先は整形外科です。
整形外科に通院を行って症状固定となる場合には、その整形外科でどのような所見が得られらかというのが非常に重要になります。過去の診療記録を後から訂正することはできません。
あの時、あれをしなかったから後遺障害の等級が取れなくなってしまった。
あの時、あれをしなかったから12級が取れなく14級に留まってしまった。
逆にいえば、その時、あれをしてしまったから後遺障害の等級が取れなくなってしまった。
という事もあります。
イートンテスト(Eaton test)
神経学的検査のイートンテスト(Eaton test)
腱反射
詐病ができないので後遺障害の等級認定実務において大変重要視されます。
四肢(手足)の計測
手足の長さとその周囲も測ります。詐病が出来ないため認定実務では重要視される項目です。
視診
交通事故により意識不明で救急搬送された場合は別として、まず、病院へ行った際には目で見る視診が行われます。後遺障害の残存が予想される場合には、すでにここから戦いが...
神経学的所見とは?
神経学的所見の必要性、重要性や神経学的検査について。
電気生理学的検査という電気信号を利用する検査。筋電図と言われる事が多いがその実態は?
筋電図という検査があります。交通事故では特に多く「筋電図」と説明され、筋電図という言葉が独り歩きをしているケースが散見されます。 電気を使って主に神経を調べる検...
関節可動域(ROM)
準備中 関節の可動域は人の関節の動きが何かしらの原因によって関節の動きが正常でないときに確認・計測が行われます。そして関節の可動域が4分の3以下に制限されると後...
徒手筋力テスト(MMT)
筋力を6段階に分けて評価するテストです。
頚部神経症状の検査表
症状固定時の神経学的所見を(頚部神経症状)を後遺障害診断書とは別のA4用紙に記載するときがあります。元々これに似た書式をWEB上で見かけますが、必要に応じてそれ...
MRI(magnetic resonance imaging)
レントゲンでは確認できない異常をMRIでは確認する事が出来ます。
レントゲン(X‐ray Photograph)
レントゲン、これは皆さんご存知の放射線で骨を写すものでXPともいいます。そして、単純に骨を映し出すのは単純X線写真といいいます。 しかし、通常のレントゲンでは脊...
アレンテスト(Allen’s test)
アレンテストは胸郭出口症候群を確かめるのに有効な神経学的テスト
Wright test
Wright testは胸郭出口症候群を確かめるのに有効な神経学的テストです
SLRテスト(staraight leg raising test)
腰椎の神経学的所見として最も一般的な検査です。
CT
CTは放射線を使用します。単純X-Pに比べると骨内部の異常が確認できる点で違います。 単純X-Pと違い輪切り(横断画像)が得られるのでより確実な診断が得られます...
整形外科で行う検査とは?
交通事故で受傷をすると、その治療で一番多い通院先は整形外科です。 整形外科に通院を行って症状固定となる場合には、その整形外科でどのような所見が得られらかというの...
ジャクソンテスト(jackson test)
頚椎を後ろに曲げて頭を上から押すと、悪いほうの肩、腕、手指に放射痛、痺れが発生します。
筋電図検査
筋肉が異常な信号を発しているかどうか調べる電位検査です
FNSテスト(femoral nerve stretching test)
SLRと同様に腰椎の神経学的所見として最もポピュラーな検査です。
神経幹伝導性検査
神経幹伝導性検査は筋肉に直接電気刺激を与えて筋肉の動きを確認するものです
神経伝導速度検査
神経伝導速度検査は同じ末梢神経上2点に電気刺激を与えて異常所見を確認するものです
チネルサイン(tinel)
破損した末梢神経を確かめる検査です。
バレーサイン(valleix)
おしりの下の坐骨神経の圧痛です。
身体的所見~問診~
診察の時に医師が見ている患者の動き。
触診
医師によって圧痛、筋肉や腱、皮膚温、骨、関節の確認が行われます。
シンチグラフィ
検査の一つとして骨シンチグラフィが行われることがあります。とは言えども、交通事故では稀です。 骨シンチグラフィは放射性の薬を注射して3時間後位に写真を撮ります。...
知覚テスト
皮膚の知覚に異常があるか確認をします。